界面活性剤    分子内に、水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみや  
     すい部分 (親油基・疎水基)を持つ物質の総称  
     
    一般的に、「両親媒性分子」と呼ばれることもあります。ミセルやベシクル、ラメラ構造を形成する  
   ことで、極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをします。また、表面張力を弱める作用を  
   持ちます。  
     
    洗剤の主成分であり、有用な性質を多くもつため、工業的に大量に合成・使用されています。  
   サポニンやリン脂質、ペプチドなど、天然にも界面活性剤としてはたらく物質は数多く存在します。  
     
    界面活性剤は洗剤用途に大量に使用されているほか、食品や化粧品の乳化剤・保湿剤としても  
   重要な位置を占めます。  
    界面活性剤は微妙に化学構造を変化させただけで大きく異なる特性となるため、非常に多くの  
   種類のものが生産・使用されています。  
     
  【分類】   界面活性剤は、親水性部分がイオン性(カチオン性・アニオン性・双性)  
      のものと非イオン性(ノニオン性)のものに大別されます。  
     
   
     
   【適正温度】 界面活性剤が機能するためには適正な温度範囲が存在します。  
  イオン性界面活性剤は、温度が低いとアルキル基部分が結晶化してしま  
  い、うまくほぐれなくなります。  
  しかし、非イオン性の界面活性剤では逆に、温度が高いと水に溶けきれ  
  なくなって溶液が白濁してしまいます。  
     
  【特性   ・濡れ性 ・乳化、可溶化 ・殺菌性 ・分散、凝集 ・柔軟、平滑作用  
      ・起泡、消泡 ・帯電防止作用  
 
     
 
 

ビルダー

   界面活性剤の洗浄作用を増強させたものが、ビルダー  
     (洗浄補助剤)  
         
  【特性】  ・界面活性剤の活性を高める(相乗作用)  
   ・増粘作用による汚れの乳化、懸濁など分散性の向上  
   ・汚れを分解する  
   ・硬水軟化性をもつ  
   ・汚れの再付着防止効果  
     
  【主たるビルダーとその働き】  
 
名  称 特  性
ケイ酸ソーダ  アルカリ強化剤、活性コロイド形成による汚れの分散、再付
 着防止、金属の腐食防止。
重合リン酸塩  緩衝作用、硬水の軟化、金属イオンの封鎖、汚れの分散、再
 付着の防止、金属の腐食防止。
アミノカルボン酸塩  金属イオンの封鎖力。
無機アルカリ塩
/
有機アルカリ塩
 酸性の汚れや油脂を中和または鹸化して親水性を高める。
 
 
     
 
 

防錆剤

     
     金属製品の錆を防ぐ薬剤  
         
   防錆剤(ぼうせいざい)という名称は鉄に用いられるものを指すことが多く、他の金属に対しては  
   腐食を防ぐという意味で腐食防止剤あるいは防食剤と呼ばれたりしています。  
   
     
  【種類別使用方法】  
 
種 類 使用方法
油溶性  直接塗布。
気 体  スプレーなどで吹きかける。
液 体  配管等に通す液体に添加。
 
     
   錆や腐食を防ぐ機構としては、金属表面に被膜を形成するもの(ケイ酸塩、リン酸塩、アミン、  
   酸化剤など)が多く、他に還元剤や錆の原因である酸素を除去する捕捉剤が用いられます。  
 
     
 
 

消泡剤

   液体に発生する泡の防止、および泡を消すために添加する  
     添加剤  
         
   様々な製品の製造工程で、製品自体または製造工程にとって、泡が残ると不都合である場合に用  
   いられ、身近なものとしては食品の製造工程や化粧品などに用いられる。  
     
   泡は、水など高い表面張力を持つ液体において、特に界面活性剤(HLB値の高いもの)や高分子  
   化合物が含まれる場合に安定に存在する。従って液体全体として、または部分的に表面張力を低く  
   すれば泡を消すことができ、この性質を持つ物質が消泡剤として用いられる。  
     
   水系に対しては一般に、親油性の高い(HLB値の低い)界面活性剤で液体表面に広がりやすいもの  
   がよく使われる。  
     
  【種類】  
 
シリコーン系
 一般的に水に不溶〜難溶性のものであり、
 洗浄効果への影響性を考慮して少量にて
 最大限の効果を発揮するものを選択する。
 
脂肪酸エステル系
アルコール系
エーテル系
リン酸エステル系
金属せっけん系
 
 
     
 
 

防腐剤

     
 腐敗・発酵が起こらないようにする薬剤
         
   (1)微生物の侵入・発育・増殖を防止  
   (2)腐敗・発酵が起こらないようにする  
     
   「静菌作用」を目的として使われる薬剤。殺菌作用はないので、持続的に働くことが求められます。  
     
  【種類】  
 
アミン系
 ある種の防腐剤に対して、次第に耐性ができる場合や、耐性菌の
 新たな混入による腐敗対策として、違ったタイプの腐敗剤を定期的
 に変換しようすることも必要である。
トリアジン系
など
 
 
     
弊社では、お客様のご要望に応じて、多種多様な洗浄剤の特性の中から最適な方法をご提案。  
また、オーダーメイドならではの効果も実現いたしております。  


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